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この記事は、世界中で社会現象を巻き起こしたミュージカルドラマ『glee/グリー』から、エースの歌姫を悲劇が襲うシーズン1・第18話「自分らしくあるために(原題: Laryngitis)」を徹底レビューします。

今回の原題は「Laryngitis(喉頭炎)」。

グリー部の絶対的エースであるレイチェルが、なんと喉を痛めて全く声が出なくなるという最大の危機に直面します。

自分の「アイデンティティ」を見失いそうになりながら、本当の自分の価値に気づいていく、とてもエモーショナルな回です。

今回も、ドラマとしての胸熱な見どころからたっぷりお届けします。

洋楽のバックグラウンドを知っていると、この第18話は面白さが何倍にも跳ね上がります!

もし「記事を読みながら、今すぐ手元で映像も確認したい!」という方は、先に動画配信サービスの準備をしておくのがオススメです。

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海外ドラマファン必見!gleeシーズン1第18話の見どころとキャラクターの素直な心の葛藤

① 歌えない私はただのゴミ?レイチェルのアイデンティティの崩壊

喉の病気で声が出なくなり、医師から「最悪の場合、手術が必要」と告げられるレイチェル。

「歌うこと」だけが自分の価値だと思い込んでいた彼女は、人生最大の絶望に突き落とされます。

そんな彼女が、ある特別な出会いを通じて「声が出なくても、私には価値があるんだ」と気づいていくひたむきな心の成長は、涙なしでは観られません。

② フィンとパックのカースト争いとまさかの「モテ期」到来!?

学校でのステータス(カースト)を取り戻すため、いつもとは違う「ワルなスタイル」に挑戦するフィン。

そんなフィンに感化され、部内の女子たちがこぞってフィンにアプローチを始めます。

素直になれないティーンたちの可愛いすれ違いと、呆れるパックたちのコミカルなやり取りは爆笑必至です!

③ カートの不器用な反抗と父親に認めてほしい切ない本音

父親の愛情がフィンに向いていると感じ、激しい寂しさを覚えるカート。

彼は父親に気に入られようと、あえて男っぽい格好をしてカントリー・ミュージックを歌うという「無理なイメチェン」に走ります。

本当の自分を偽ってまで「パパに愛されたい」と願うカートのひたむきな孤独に、胸が優しく、深く締め付けられます。

*

gleeシーズン1第18話の挿入歌・全楽曲リスト(登場順&原曲アーティスト)

第18話は、切ないポップ・ロックから、男臭いカントリー、そして魂を揺さぶるゴスペルポップまで、全5曲が流れた順番通りに完全登場します!

1. The Climb(ザ・クライム)

  • 歌ったキャラ:レイチェル・ベリー
  • 原曲アーティスト:マイリー・サイラス(Miley Cyrus / 2009年の大ヒット・パワーバラード)
  • シンクロの秘密:「目の前にはいつも険しい山がある。だけど大切なのは、山頂に辿り着くことじゃない、登り続ける(The Climb)プロセスそのものなんだ」と、逆境に立ち向かうひたむきさを歌う曲。
    劇中では、喉を痛める直前のレイチェルが、自分の完璧な才能を誇示するようにグリー部で熱唱します。
    これから彼女を待ち受ける「声の喪失」という人生最大の険しい山と、それを乗り越えていこうとする彼女の運命を予感させるように美しくシンクロしています。

2. Jessie’s Girl(ジェシーズ・ガール)

  • 歌ったキャラ:フィン・ハドソン
  • 原曲アーティスト:リック・スプリングフィールド(Rick Springfield / 1981年の全米1位・パワーポップの金字塔)
  • シンクロの秘密:「あいつ(ジェシー)の彼女がたまらなく羨ましい、どうすれば俺のものにできるんだ?」と、親友の恋人に片思いする男の嫉妬をポップに歌った曲。
    ライバル校のジェシーと付き合い始めたレイチェルへの、抑えきれない嫉妬と未練に狂いそうになっているフィンが歌います。
    歌詞のシチュエーションが、フィンの現在のイライラした心境と100%シンクロした、洋楽ファンなら思わずニヤリとする最高の選曲です!

3. Lady Is a Tramp(レディ・イズ・ア・トランプ / 浮気なレディ)

  • 歌ったキャラ:ノア・パック・パッカーマン & メルセデス・ジョーンズ
  • 原曲アーティスト:フランク・シナトラ(Frank Sinatra / ジャズ・スタンダードの超名曲)
  • シンクロの秘密:「彼女は流行のハデな服にも、お高くとまった大人の社交界にも興味がない。
    だからみんなは彼女を『はみ出し者(Tramp)』と呼ぶけれど、彼女こそが本物のレディさ」と歌う粋なジャズ。
    カースト最下位に落ちたパックが、自分と同じように周囲に媚びないメルセデスを誘ってデュエットします。誰の言いなりにもならず、自分のプライドを持って生きる2人のクールな生き様が、スウィングするジャズのビートと完璧にシンクロしています。

4. Pink Houses(ピンク・ハウス)

  • 歌ったキャラ:カート・ハメル
  • 原曲アーティスト:ジョン・メレンキャンプ(John Mellencamp / 1983年のアメリカン・ロックの名曲)
  • シンクロの秘密:アメリカの片田舎の泥臭い現実と、そこで不器用に、だけど力強く生きる労働者たちを歌ったカントリー調の骨太ロック。
    父親の気を引くため、あえて自分の大好きなオシャレな服を脱ぎ捨て、チェックのネルシャツを着たカートがトラックの荷台で男らしく(?)歌います。
    大好きな父親の世界に潜り込もうとするカートの、健気で切ない「無理な背伸び」がコミカルにシンクロしています。

5. One Less Bell to Answer(ワン・レス・ベル・トゥ・アンサー)

  • 歌ったキャラ:カート・ハメル
  • 原曲アーティスト:フィフス・ディメンション(The 5th Dimension / 第16話に続き、今回はカートの心の叫びとして登場)
  • シンクロの秘密:父親がフィンの母親と付き合い始め、自分たちの家に「もう一人の男(フィン)」の影が入ってきたことへの、カートの強い寂しさと疎外感が、この失恋バラードの持つ「大切な人を失う孤独」と美しくシンクロしています。

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6. Rose’s Turn(ローズの番)

  • 歌ったキャラ:カート・ハメル
  • 原曲アーティスト:ミュージカル『ジプシー』より(ブロードウェイの不朽の叫び)
  • シンクロの秘密:「いつも他人のために尽くしてきたけれど、これからは私の番(Rose’s Turn)よ!私の才能を見なさい!」と、抑圧されていたエゴを爆発させるミュージカルナンバー。
    フィンばかりを可愛がる父親の前で、ついに「無理な背伸び」をやめたカートが、ありのままの自分の姿(いつもの華やかな服)に戻り、ステージの上で魂をぶつけるように絶唱します。
    「僕は僕だ!僕を見てくれパパ!」という彼のひたむきな叫びが、ドラマチックな劇中歌と120%シンクロした、カート役のクリス・コルファーの天才的な演技が光る名シーンです。

7. One(ワン)

  • 歌ったキャラ:レイチェル、フィン & ニュー・ディレクションズ
  • 原曲アーティスト:U2(1992年の世界的なロックの最高峰)
  • シンクロの秘密:「私たちは一つ(One)だけど、同じではない。お互いを背負い合って生きていくんだ」と、人間の深い繋がりと救済を歌う壮大なバラード。
    声が出ない恐怖を乗り越え、自分の本当の居場所(グリー部)の温かさに気づいたレイチェル。そしてそれぞれの家族の葛藤を乗り越えたメンバー全員が、ラストステージで手を繋いで歌い上げます。
    お互いの「違い」を認め合い、支え合っていく彼らの純粋な絆が、U2の美しい旋律と120%シンクロした最高のエンディングです!

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ついに自分の「無理な嘘」を脱ぎ捨て、パパの前でありのままの自分に戻り、ミュージカル『ジプシー』の超難曲『Rose’s Turn』を涙ながらに絶唱するカート……。

「僕を見て!僕を愛して!」という、言葉にできなかった父親への切実な想いが、彼の圧倒的な歌声と表情からこれでもかと溢れ出します。

洋楽・ドラマファンのあなたにも、あの親子の心の壁が優しく崩れていく奇跡の瞬間は、思い出すだけで胸がギュッとなって文字にするのがもどかしいくらいです(泣)。

言葉の予習はここまでにして、ここから先はぜひ、本編のエモーショナルな映像でお楽しみください!

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完璧じゃなくても、ありのままのあなたで美しい

第18話「不敗のレイチェル」は、歌声やステータスといった「武器」を失ったキャラクターたちが、本当の自分の美しさ、そして自分を愛してくれる家族や仲間の温かさに気づく、本当に優しい名作回です。

フィンのポップな嫉妬にクスッと笑い、ラストのU2『One』の大合唱に心がじんわりと温かくなる――。

おうち時間を最高のシアターに変えて、あなたも今夜、彼らのひたむきな情熱のステージを映像で体験してみませんか?

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